2010年02月07日

幹細胞に特徴的な分子発見=急性骨髄性白血病、根治に期待−理研など(時事通信)

 再発率の高い、急性骨髄性白血病の原因となる白血病幹細胞にだけ現れる分子のリストアップに、理化学研究所などの研究チームが成功し、3日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。この幹細胞だけを狙い撃ちし、再発させずに根治する新薬の開発に役立つという。
 急性骨髄性白血病は、血液の中にある白血球などの元となる造血幹細胞ががん化し、異常に増殖する。抗がん剤などで一時的に抑えることはできるが、がん細胞の元となる白血病幹細胞には効きにくく、高い再発率の原因になっていた。
 理研免疫・アレルギー科学総合研究センターの石川文彦リーダーらは、患者から採取した白血病幹細胞と、正常な造血幹細胞の遺伝子を全体的に比較。正常な細胞にはみられず、白血病幹細胞だけに特徴的なたんぱく質などの分子を25種類選び出した。
 研究チームは、ヒトの白血病幹細胞を移植したマウスを使い、これらの分子が生体内でも他の組織や正常な幹細胞にはほとんど現れないことを確認。これらの分子の働きを止める薬剤を開発できれば、副作用の少ない根治療法につながるとしている。 

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日立、中西副社長が社長に昇格(レスポンス)

日立製作所は4月1日付けで中西宏明執行役副社長が執行役社長に就任する人事を発表した。中西氏は6月下旬の定時株主総会の承認を受けて取締役にも就任する予定。

川村隆執行役会長兼執行役社長は執行役会長のみとなる。

中西氏は、東京大学工学部卒、日立に入社し、情報・通信グループや国際事業部門を歩んできた。2003年に執行役常務、2004年に執行役専務、2006年に執行役副社長となった。現在は、電力事業、電機事業、都市開発システム事業、オートモティブシステム事業、生産技術を担当している。63歳。

《レスポンス 編集部》

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